色とりどりの宝石を紹介します♪
ベスブ石
ベスブ石(英:vesuvianite)
分類:ケイ酸塩鉱物
組成:Ca19(Fe,Mn)(Al,Mg,Fe)8Al4(F,OH)2(OH,F,O)8(SiO4)10(Si2O7)4
和名:ベスブ石(べすぶせき)
産出国:アメリカ、イタリア、ロシア、カナダ、ケニアなど。
硬度:6.5
比重:3.35~3.45
8月の誕生石
石言葉:「あたたかなハート」
スカルン中に含まれる代表的鉱物で、名前は最初に発見されたイタリアのベスビオ火山に由来する。
他にも、ベスビアナイト、アイドクレーズ(idocrase)とも呼ばれる。

緑、黄~褐、赤、紫、青、白など、多彩な色彩を持つのが特徴。
結晶の美しいものは、宝石として加工される。
ヒスイに似たものは「カリフォルナイト」、青色のものは「シプリン」、透明な黄褐色のものは「クサンライト」と言う名で流通している。

ロードナイト
ロードナイト(英:rhodonite)
分類:ケイ酸塩鉱物
組成:(Mn,Ca)5Si5O15
和名:ばら輝石
産出国:オーストラリア、アメリカ、ロシア、スウェーデンなど
硬度:6.0
比重:3.7
7月の誕生石
石言葉:「優しさ、愛情、美」
鮮やかなピンク色をした鉱物。
「輝石」とついているが輝石の仲間ではなく、準輝石に属する。

マンガン鉱床に産するが、鉱石としてはあまり利用されない。
バラ色に近い色合いを持つ事から、「ロードナイト」という名で宝飾品として加工される事がある。
なお、オーストラリア産のものは「インペリアル・レッド・ロードナイト」と呼ばれ、中国産のものは「粉翠」あるいは「京翠玉」と呼ばれる。

十字石
十字石(英:Staurolite)
分類:ケイ酸塩鉱物
組成: (Fe,Mg)4Al17O13(Si,Al)8O32(OH)3
和名:十字石(じゅうじいし)
産出国:アメリカ、カナダ、フランス、ロシア、ブラジル、スイスなど
硬度:7.0~7.5
比重:3.7~3.8
12月の誕生石
石言葉:「聖なる契約」
文字通り、十字の形をした鉱物。
英名の由来は、ギリシャ語の「Stauros(十字)」から。

十字の形になるのは、角柱状の結晶が双晶になるから。
キリスト教国の多い欧米では重用され、かつては兵士たちのお守りとされていた。

今でも欧米では珍重されるため、粘土やプラスチックで出来た模造品が出回っている。
緑簾石
緑簾石(英:epidote)
分類:ケイ酸塩鉱物
組成:Ca2Fe3+Al2(Si2O7)(SiO4)O(OH)
和名:緑簾石(りょくれんせき)
産出国:オーストリア、チェコ、ロシア、アメリカ、ミャンマーなど
硬度:6.5
比重:3.4
8月の誕生石
石言葉:「祈り」
比較的、多く産出される鉱物である。
色は、黄緑色から深緑色、黒緑色まである。なお、色の濃さは、鉄分によって決まる。

和名の由来は、結晶の形がすだれに似ているところから。
結晶は、針状や柱状のものなどがあるが、大きな塊になったり、水晶の中に針状のインクルージョンとして入ったりすることもある。

結晶が美しい場合、宝石としてカットされる。

白鉛鉱
白鉛鉱(英:cerussite)
分類:炭酸塩鉱物
組成:PbCO3
和名:白鉛鉱(はくえんこう)
産出国:ナミビア、アメリカ、ザンビア、オーストラリア、イギリスなど
硬度:3.0~3.5
比重:6.46~6.57
-月の誕生石
石言葉:「-」
鉛鉱床に産出する、鉛鉱石の一種。
英名の由来は、ラテン語の「cerussa(白い鉛)」から。

結晶の形が多種多様で、板状の物や錘状、歯車状のものがある。
光の屈折率が高いので、良質の物は宝石としてカッティングされることがある。

スミソナイト
スミソナイト(英:smithsonite)
分類:炭酸塩鉱物
組成:ZnCO3
和名:菱亜鉛鉱(りょうあえんこう)
産出国:メキシコ、ナミビア、オーストラリア、イタリア、ギリシャ、イギリス、アメリカなど
硬度:4.0~4.5
比重:4.39~4.45
12月の誕生石
石言葉:「不滅の愛」
亜鉛を主成分とする鉱物。
白から灰色、ピンク、青色など、多彩な色彩を持つ。

コバルトを含むとピンクに、銅を含むと緑や青緑に、カドミウムを含むと黄色に発色する。
硬度が低いため、宝石として加工される事は少ないが、結晶の美しい物は装飾品として加工される。

英名は、アメリカのスミソニアン研究所の設立者より。
かつては、「カラミン」や「ボナマイト」などと呼ばれていた。

ロードクロサイト
ロードクロサイト(英:rhodochrosite)
分類:炭酸塩鉱物
組成:MnCO3
和名:菱マンガン鉱(りょうまんがんこう)
産出国:アルゼンチン、アメリカ、メキシコ、南アフリカなど
硬度:3.5~4.5
比重:3.45~3.60
-月の誕生石
石言葉:「清浄、夢、持続」
鮮やかな赤色をした、マンガンの主鉱物の1つ。
結晶の美しいものは宝飾用として扱われ、特に紅色と桃色の縞模様は価値が高い。

アルゼンチン産のものは、特に良質なものが多いことから、「インカローズ」と呼ばれる。
湿気に弱い鉱物で、湿気の多い所に長時間置いておくと、黒ずんでくる。

そのため、乾燥剤と一緒において置くなどの管理が必要である。
マグネサイト
マグネサイト(英:magnesite)
分類:炭酸塩鉱物
組成:MgCO3
和名:菱苦土石(りょうくどせき)
産出国:中国、オーストラリア、ギリシャ、アメリカ、ブラジルなど
硬度:3.5~4.5
比重:3.0
-月の誕生石
石言葉:「満足感・豊かな感受性」
炭酸マグネシウムを含む、方解石の親戚の鉱物。
マグネシウムの主原料になり、消毒薬やインク、ガラス、耐火材料などの原料となる。

純粋なものは無色だが、鉄を含むと黄褐色になる。
ブラジル産のものは結晶が美しいので、宝石としてカッティングされることが多い。

ただし、柔らかく、加工しやすいため染色され「亜トルコ石」として市場に流通している場合がある。
また、鉄を少し含むブロイネル石(breunnerite)という亜種がある。

大理石
大理石(英:marble)
分類:炭酸塩鉱物
組成:CaCO3
和名:大理石(だいりせき)
産出国:イタリア、アイスランド、イギリス、フランス、ドイツなど
硬度:3.0
比重:2.7
-月の誕生石
石言葉:「繁栄、成功、希望」
大理石は、石灰岩が接触変成作用(熱変成作用)を受けてできる変成岩の一種である。
古代より建築や彫刻に使われた。

「大理石」という名前は、大理(現在の中国雲南省大理ペー族自治州を中心とする地域)で産出することから。
主な構成鉱物は方解石で、個々の結晶が肉眼で見える大きさになっていることも多い。

大理石でできた建造物は数多いが、古代ギリシアのパルテノン神殿、ローマのコロッセオ、インドのタージ・マハルなどがよく知られている。
建築材料としてビル内装に、特に上等な仕上げ材として、イタリア産大理石がよく使われる。

アラレ石
アラレ石(英:aragonite)
分類:炭酸塩鉱物
組成:CaCO3
和名:霰石(あられいし)
産出国:スペイン、オーストリア、イギリス、チェコなど
硬度:4.0
比重:2.9
2月の誕生石
石言葉:「感情の安定、集中力、自信を与えて能力を発揮」
炭酸塩鉱物の一種で、化学的には方解石と同じ。
ただし、特殊な結晶構造を持つため、一気圧常温では、方解石のほうが安定している。

空気中、加熱で方解石に相転移する。
海産二枚貝の殻の主成分とも同じである。

和名の由来は、見た目のまま、霰のような形の石だから。
英名の由来は、スペイン・アラゴン地方で発見されたからである。

山珊瑚の俗称も持つ。
宝石として扱われる事は滅多にないが、結晶の美しいものは、装飾用になる事もある。
